感想にっき

見たものの感想を書いたりする BLの話もでます カップリング思考がガバガバです

羅小黒戦記を見ました

やーーーっと見れました。プロ連れてってくれてありがとう…

とにかくよくうごく!!!!!!

シャオヘイが猫ちゃんなので歩き方走り方がすぐ猫ちゃんになるのすごくかわいかったな〜。
「猫の妖精」というのは猫型の妖精なのか(猫との違いは?)猫という概念に対する妖精なのか(湖の精みたいな…)というの、見る前に「どっちかってっと化け猫みたいな概念」と教えてもらってたのでものすごくスッキリ見れました ありがとうございます
すっごくストーリー展開とキャラの感情がわかりやすくてよかった。いっこも「ん?」ってなるひっかかりなかった。(これは私が物語を摂取するにあたってだいじなところ)
みんながみんなの大事なもののために一生懸命生きてて、そんなにたくさんくどくど説明するわけでもないけど妖精側、人側の立場で色々と考えてしまった、、妖精側のトップがどう考えてるかとかはわかんなかったけど、市長に要請してってことは上同士は繋がってるのかな。
起きたトラブルを解決するひとたち、記憶を消したりなんだかんだものすごく強い力を持ってて、それでもやっぱり数と科学で住処を広げてく人間て強くて、「共存」してくにもいろいろ過去大変だったんじゃないかな。こういう異種族ものにしてはかなり高度に共存してて、今っぽくていいなと思った。街に住んだり館に住んだり、人間が好きだったり嫌いだったり、割と自由に生きるのを許されてるのもいいなって。
でもだからこそその自由を守るために「執行人」がいるんだなーと。この辺もかなりしっくり。専門用語も多いけどオタク長くやってたらなんとなく概念で理解できる感じだった。空間能力は説明だけでは良くわかんなかったけど、「自分の領域を侵されるとヤバい」「領域内では自分の思うがまま」「シャオヘイはレア属性で空間で外の世界を侵略できるor取り込める?」←これ書いてて思ったけどあんまよくわかってないな…笑 なのとかは見せ方がうまくてだいたいわかったので…。
フーシーが人間とまだゆるやかに共存してたあとどんどん開墾されて居場所がなくなってっちゃう姿はややぽんぽこを思い出させるところもあった…テーマは似てるよね。
かなりうまく法治国家(?)として成立はしてるけど、でも人間は妖精を知らないから、知らないままゆるやかに人口は増え神秘は解明されて土地を耕していく…でも正体を明らかにしたらそれはそれで妖精側が強すぎるんだよな…うまいけど仮初感もあって、フーシーの言ってることももっともで…。
フーシーが最後木になっちゃうのとても切ないけど美しかった。疲れちゃったよね…でも「木材になるだけなのに」っていうのがほんと…泣きそうになった そんな…
ちゃんと勧善懲悪(フーシーは悪ではないが!)してるけど全てが解決したわけではなく、これから物語いくらでも展開できそうだけどひとつのお話としてはとてもよくまとまってて 本当に良かったです!!!!見終わった後の気分がすごくあかるくなる。
全体的に感情に気持ちを載せやすくて、セリフもちゃんと補完してくれてるけど(シャオヘイが「役に立つから親切にしたの?」みたいなところそこ聞いちゃうんだ!!!って 思ってはいたけど聞いちゃうんだ!っていうのですごく胸がギューとなった…フーシーは正義のひとで、確かに自分の正義と復讐(というのもちょっとちがうが)のために闘い、これが最善の道でないのはわかってるけど誰もやってくれなくて、友達がみな危険を冒してついてきてくれたからもう後戻りできないというの、ひしひしと伝わるので、だからこそそのシャオヘイの真っ直ぐな言葉が見ないようにしてた罪を照らされたようで…ウググ〜となった…
シャオヘイの最初の孤独からの1人でずっと生きてきたところでフーシーに助けられて、フーシーシャオヘイがついてくるの全然急かさないでくれるんだよね。フーシーは確かにシャオヘイを利用しようとしてて、本編のは最後の手段で実際はシャオヘイにやらせようとしてたけど結局利用は利用で、でもやっぱりやさしい子だったと思うんだよな…さいごまでずっと言い訳も無しに「ごめん」だったし…いい子だからこそ最後まで正義を裏切れなかったね…。
その辺がひしひし感じられるので、たった一日だけど好きになっちゃうのもしっくりきたんだよね。
てかフーシー見た目だけでなんとなく元気脳筋キャラ!かと思ってたらめちゃくちゃ好青年でなんで櫻井さんなんやと思ってたけど、どうみても櫻井さんキャラだった…。
なんかめちゃくちゃフーシーの話してしまった 悲壮な覚悟を持った敵役の男好きなので…。
シャオヘイはわりかし無鉄砲で図太いんだけど、世間知らずの赤ちゃんかというとずっと1人で生きてきたところがあるので、ややリアリズム感じるというかツッコミが辛辣というか、物語に取り残されるヒロインキャラではないのがいい。ていうか才能溢れてたし…。
シャオヘイのまっすぐさにみんな撃ち抜かれちゃう!かわいいよねえ。
そして師匠!!!!!!!!!あんなん世界中の誰もがすきになってしまうやろ!!ずるい!
!!!!
「とにかく強い人間」とゆーことだけふわっと知ってて、最初現れた時戦闘マシーン系か?めちゃくちゃマニュアル人間で融通の効かないアンドロイド系不思議ちゃんかな?とか思ったてたら
心あるやん…
わらうやん……
密入国やん……
無銭飲食やん……
ご飯が下手じゃん……
ニコニコで買うのがスクーターじゃん……
予想外のことがあったときにちゃんと目を見開くじゃん……
シャオヘイのことなでなでしたとき完全に父性が目覚めちゃってるじゃん…。
なんだあの手をちょいちょいして服を直すやつ!!!もう作り手のフェチじゃん!!!
最高!!!!!
すくなくとも100年は生きてる(人間とは?)からじゃあ老成してるとおもえばそういうわけでもなく、なんだこのひとは…わからん…
でもどうみてもいいひとでまじめでお茶目でどこか天然でばかみたいにつよくって
かわいい!!!
ずるい…スクーターに乗っているときに横の毛がふわふわするのが可愛い……。
100年前の弟子が気になる!何歳なの?過去の男?って思ったら400歳越えだし過去の男は明かされてないと聞きました…絶対元彼じゃん…知らないけど…急に現れてシャオヘイが嫉妬するやつじゃん…
しかし400歳にしてはスレてなさすぎるような そんなものか?でもあんまり館で好かれてないから出てくよ〜ってどうみても気に入ってるシャオヘイを自由にさせてやる姿にはやや長い時間を生きていて強すぎて人間の枠から逸脱している故のはみ出しもの感というか…そういうのを感じてキュンときちゃいましたね…はみ出しもののやさしいひとのやわらかな諦念とそれに食いついてってくれる男が大好きなので…
でも正直ここでシャオヘイがついてってくれたら最高すぎて最高だけどそんなの同人誌でやることでは?と思ったらシャオヘイが世界一うつくしくいとしい涙をボロッボロ流しながら師匠!!と言ったときにあまりに理想すぎてこんな!?こんな理想的な世界があっていいの!?と興奮してしまったし子どもが泣いてるの弱いのでわたしも泣きました…泣きましたし師匠が「一緒に旅に来てくれるの?」みたいに嬉しそうに受け入れてるのがめちゃくちゃ嬉しくてえーもうすごいじゃん一生ふたりで旅をしてバリバリ強くなったシャオヘイ少年と世直しの旅して時たま劇場版的冒険もするけど最後は丸く収まって暮らしてくれよって思ったら原作webアニメはこの映画の4年後の話って聞いて福利厚生素晴らしすぎでは!?は!?と思いました…
なんとなくファンタジー世界かなって思ってたら現代なのも面白かったな〜…ぐっとリアルクローズ わたしたちの生きるすぐそばにも妖精さんたちいるんじゃないかなみたいな夢を見れる…
てかもう絵が可愛すぎますよね!全員受けの顔してるもん(個人の感想です)線画少なめなのにでもちゃんと表情がしっかりしてて個性もあって、、シャオヘイがごはん食べて目がピカピカになるのまじで可愛いし、生まれてから1人で生きてきたし人間には虐げられてたからな…というのも伝わってくるので…こういうちょっとギャグっぽい小ネタでキャラ見せてくれるの上手いと思ったしふつうに全部ときめきました 何回も見せてくれるのがかわいかった…
あとわたし本編追ってると音楽全然聞こえなくなるんだけど霊域?領域?内の音楽は迫力あってよかったな〜
いやーほんと面白かったな。全然また見に行きたいけど、配信されたらプロを横に置いて解説聞きながら見たいな〜と思った!
あとロジュとシューファイの身長差がすごく良くて付き合ってるといいなと思いました

おわり

塔の上のラプンツェルを見ました

なんで見てなかったシリーズ
めちゃくちゃよかったが・・・・・・・・・
なんだろうストーリーに無駄がないというか・・・テンポが良くて感情に寄り添いやすくてラプンツェルは魂が綺麗だしフリンは孤独→斜に構える→理解されて心を開くの王道ルートだし顔がいいし・・・キャラの造形とかの解像度はちゃんと高いけど馬のコミカルな動きとかその辺りの抜きのバランスが良くて気持ちよく見られた
ひっかかかりがなかった お母さんは若さが欲しい以外のもう少し掘り下げがあってもと思うけど、そこがシンプルだったからこそ話が分かりやすかったのかも。元仲間を懐柔してラップの髪の価値について教えて狙わせた上にフリンを裏切らせたフリして手元に戻した上にそれを知ってるのは母親だけだからフリンが真犯人に気づくの鮮やかすぎるでしょ・・・
ラップがやべー酒屋さんに連れてかれて「夢はないの?」って詰め寄るシーンもなんだかうわっ夢みがちな少女だよって引くところはなかったというか・・・なんでだろうな・・・フリンに取引持ちかけるとかお母さんを遠ざけるとかそういう意外としたたかな頭脳派プレーみせられてたからかな・・・何となく説得力があって、そのあとの強面の男たちが夢を語ってそれで最後その力を使って助けてくれたり夢叶えたりしてるところめっちゃジーンとしてしまった
なんだろうな「信じれば夢かなう」よりもう少し現実味ある、「私も胸にしまっていた夢を思い出してあげようかな」とか「一歩踏み出してみようかな」とか「どんな夢も持つのは自由」とか、そんな気持ちになれる感じ
フリンが最後自分を助けるために自由を捨てようとするラップに先んじて髪を切っちゃうのもよかった・・・なりたかったヒーローになれたのさ
自分を投げ打ってでも守りたいものができたのさ
まああれで助からなかったまじゲキオコでしたがなんとなく大丈夫だろって土壌がそこまでの話であったのもよかったし・・・
ラップもフリンも人格があったなって思いました 普遍的なパーツじゃなくてちゃんと生きてる人間
だからこそ恋愛モノとしても成り立ってたし、告白されまくって流しつつ、でもプロポーズはフリンからっていうのももう〜〜お幸せになれ!!!!って感じで。。。本当に最後まで大団円
気持ちよく終われたな・・・いい映画でした

斉木楠雄のΨ難を見ました

ヴァイオレット・エヴァーガーデンをみるために契約したネトフリでオススメありますか?ってきいたら教えてもらいました。配信されてるアニメは全部見た。

良かった…めちゃくちゃ良かった…
基本的に元気な主人公よりもクールで有能ででもコンプレックス持ってたり実はガラスハートだったりするライバルキャラに通常惹かれるわたしですが、全能の主人公はだいすきです!!夜神月くんとかね!!!というわけで最推しは斉木くん、でもきっとそんな趣味嗜好を越えて見てたら誰でも好きになっちゃうよね…でも出てくる子みんな愛しくなっちゃう、愛しいお話と世界でした
シュールギャグと脳内ツッコミにふつうに弱いのでだれを馬鹿にしたり傷つけたりしないのにクールなツッコミでクスクスわらえてるうちは…良かった…!途中までは「えっ斉木くんあまりにハイスペックすぎてどうやってBLにするんだろう!?」とか思ってるだけで済んでいたんですが、
最初にピクリとしたのは頭の玉と髪の色に言及した時、ふつうにギャグマンガ、超能力者としての個性付けくらいでしか考えてなかったんですけど、意味あったの!?マインドコントロール!?聞いた瞬間雷が落ちました
わたしはなによりこういう整合性の取れた世界が大好きなのだ…!
いやー全編通して展開にも超能力にも人の感情にも「ん?」ってなるところがなかった 最初から最後までクスクス楽しかったけど、もう途中から明らかに斉木くんみんなが大好きになっちゃってるじゃん 最初めちゃくちゃ冷めてたのに でもそれが最後の最後で過去まで明かされちゃって、やっぱり最初から厭世的じゃなかったんだ…だけじゃなくてサラッとお兄ちゃん何回か転校したって言ってたよね?小学校から今までで何度も楠雄はひとを傷つけて傷つけられてそれに苦しめられてきたんだろうと思うとグーとなっちゃうよね…
たしかに超能力は厄介な力だし、ばれたら悪用しようってひとが出てくるだろうし、平凡がいい、平凡になりたいって気持ちはわかるけど、わかるけど途中からそれだけが本心じゃないっていうのがわかってきちゃうから、、、
たくさん苦労して、たくさん人を傷つけたから、誰の記憶にも残らなないふつうでいたい、誰にもかかわらないでいい、っていうのはすごくさびしいし、その気持ちがわかるとほんとにすてきな友達に会えてよかったなって思うんだよ…
基本ひとの感情が筒抜けな世界な中で、斉木くんだけがずっと神の視座にあって、彼の感情だけがわからない書き方だけどどんどん見えてきちゃうんだよね、ああほんと素直じゃないだけのめちゃくちゃいい子なんだって…
いい子といえばまじでみんないい子、個性溢れまくってるけど性根が優しいんだよなあ…
燃堂くんが力無くなった斉木くんを守ってくれた時あまりのイケメンすぎて崩れ落ちてしまった…海藤くんもかわいそうかわいいばかりの厨二キャラかと思いきやマジいい子で絞り出す勇気にキュンときちゃう…鳥束くんだけはクズのままでいてくれると思ってたのにひーちゃん諦めるって約束しても結局助けてあげるところですでにキュンときてたのにお兄ちゃんとのラストバトルで「オレなんか守ろうとしてるんだよ…!」からの「本気で憎めなかった」で株うなぎのぼりこの人もしかしてスパダリでは…?ドキドキ ちがう!鳥束だそ!!と戦いが起きてる でも初めての能力者友達だったんだよなあ…なんだかんだほっといてるあたり信頼されて…いや本人に信頼なさすぎなのか…?とりあえずきみもいてくれてよかった!!あとパパママも!!空助がいたとはいえ受け入れて育ててくれたことほんと感謝よね…ふたりがパパママでよかった…
でもう一つガクッときちゃったのがお兄ちゃん出てきたとき 斉木くんが裸眼で見たら相手石化するってあって、あとくしゃみしたら家がぶっ壊れるって見た時にいよいよ「まじでBLのときどうなるの!?」というのが気になりすぎてついpixivを見てしまった時に出会ってしまったお兄ちゃんの存在…えっ顔可愛い それで制御装置作ってて天才でコンプレックスありまくりで勝負仕掛けてきまくりで全敗でアヘ顔で!?ってそんなんもえないことあります!?!?ってあたりでついついwikiみてしまってサザエさん時空が斉木くんによるループ世界って知ってもうダメでした斉木くんカッコよすぎる そのまま鳥束…取り憑かれたように全部見てしまった 初めて喋った時グゥ…ッッて声出てしまったよ たまにキラキラお目目になるのホンマかわええわ〜!!でその後のエンディングで「え!?これでおわり!?」と思いつつあと6話あることに歓喜しつつでも確かこれはwikiで合間の端折った話を書くってあったな…試しに1話見たらどう見ても過去だな…えー後日談とかあとがきにないかな?ってついつい26巻買っちゃって、それで、四コマのあとに、、、
それから寝ずに6話駆け抜けて無事死にました…
「どうなったの!?」な最初のエンドも妄想の余地があってそれはそれでよかったけど、能力なくなって声かけられてビビる斉木くんとか守られて「ありがとう」ってちゃんと言える斉木くんとかそもそも裸眼でピンクのお目目が超かわいい斉木くんが見れたので後日談描いてくれて本当にありがとう先生…やっぱり能力は戻っちゃったんだね、でも世界に何かあったとき、友達に何かあったとき、斉木くんは結局助けたいなって思うんだろうし、なんにせよおにいが優秀すぎてこのままだとなんだかんだもうすこし制御して生きていけそうだなとも思ったので…よきエンドでした…
ていうかお兄ちゃんのツンデレ(なんて言葉で括っていいのか!?)最高でしたよね 結局ぜんぶ楠雄のためじゃん大好きじゃん…ねこ戦車の後のネタバラシのところテレパスキャンセラー(だっけ)外すのがよいよね…そこは本心なのだってわかるので 彼の愛情表現まじで屈折してて、倒したいのも面白がってるのも全部本気で思ってるフシある(それでよいとおもう)けど、でもその反面で弟や家族が大好きなのは本当で、天才すぎて他の人猿にしか見えない中でありのまま受け入れてくれる両親と絶対に勝てない弟がいるの人生鮮やかになっただろうなーって思います 絶妙なキャラ構築だよほんとに、、
女の子もほんとにかわいい なんだかんだ楠雄くん照橋さんのこと好きだしもし能力の出し入れが自由になったりして正体明かして付き合ったりしたら思う存分照橋さんを可愛がってほしい…「もう考えてることはわからないぞ、口で言ってくれ」とか言うでしょ!?そういう場面で!見たい!でもたまに斉木くんのほうもたじたじにされてほしい!おっふ言ってほしい!!でも命ちゃんルートも捨てがたいし…知予ちゃんがみんなにバレそうになったところで告白するのめっちゃフワーってなった、、エンほんとみんなすき…みんなあの世界で生きてるわけ…
まとまらない 最高でした!この作品に出会えてよかった〜!!